1月11日 刑法とキャンペーンについて明治大学での講義をしました!

明治大学 情報コミュニケーション学部の堀口准教授から依頼され、1月11日(水)に明治大学和泉キャンパスで授業を行いました! 話を聞いてくれたのは明治大学法学部の主に1,2年生です。
前半40分では、「性暴力と刑法を考える当事者の会」が今の刑法は100年以上前の明治40年に作られたものでほとんど改正されおらず、今100年越しに刑法が改正されるチャンスがあることを説明しました。また、過去の事件を4例紹介し、法務委員会の改正案では被害者を守れるようになる事件もあれば、まだ守れない事件もあり、私たちの活動の必要性について、お話しました。
後半の30分では「ちゃぶ台返し女子アクション」が今の刑法の解説や、オンライン&街頭アンケートの結果を発表しました。アンケートは、夫婦間や親子間、上司と部下など立場を利用して、性行為を強要したもので、性暴力だと思うものについてすべて○をつけるというものです。結果は、この状況を性暴力だと判断する人がほとんどでしたが、現法では「強姦」として認められない可能性があります……。
授業内で感想を聞いたところ、とある学生は「自分はしないけれど、セックスを拒否されなかったら、相手も受け入れてくれたものだと思ってしまうのも分かる」という意見がありました。わざわざ自分からイベントに参加してくれるような「元々関心のある層」ではなく、さほど関心を持っていない層の意見が聞けたのが良かったです。リアクションペーパでは、当事者のお話は衝撃だったようで、いろいろな感想が書き連ねられていました。
その後、堀口先生のゼミ(情報コミュニケーション学部)にお邪魔し、10分ほどアンケートとその結果について、説明しました。