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【メディア掲載!産経新聞「改正刑法、「歴史的瞬間」「大きな成果」」】


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改正刑法、「歴史的瞬間」「大きな成果」

6/17(土) 7:55配信 産経新聞

 ■施行3年後に見直し 男性被害者の受け皿も必要

 性犯罪を厳罰化する改正刑法が16日、成立した。約110年ぶりとなる大幅見直しの実現に、被害者らからは評価の一方、課題を指摘する声も上がった。

 「歴史的瞬間に立ち会えたことをうれしく思います」。「性暴力と刑法を考える当事者の会」代表、山本潤さん(43)が「大きな成果」と話すのは、付則に施行3年後の見直し規定が盛り込まれたことだ。

 改正法でも、強姦(ごうかん)罪の成立には被害者の抵抗を著しく困難にするほどの「暴行や脅迫」が要件となるなど、なお課題は残る。今後は新たな団体を設立して、3年後に向けた取り組みを進めるという。

 これまでの強姦罪の被害者に男性も含まれるようになることも大きな変化だ。

 30代の男性は小学校時代から受けてきたいじめが中学でエスカレート。同級生らに囲まれて刃物を突きつけられ、全裸で自慰行為を強制された。中学1年の夏には先輩に呼び出され、性行為を強要された。男性は「言葉にできない恥ずかしさ、悔しさを感じたが、これが性被害だとは分かっていなかった」と振り返る。

 21歳のとき、不登校など生きづらさを抱えた人々の集まりで体験を話すと、「それって性被害だね」と初めて指摘された。ただ、性被害の相談窓口には「男性の相談は受けていない」と断られ、カウンセラーらに「男性の被害なんて聞いたことない」と心ない言葉をかけられるなど、無理解に苦しんだ。男性は「女性被害者と比較して軽んじられることが多く、問題だと感じる」と話す。男性は現在、講演会などで自身の被害体験を語っている。「男性被害者の受け皿はほとんどない。警察や支援相談員が男性の性被害の実態を知り、支援態勢を整えなければ、法改正をしても問題は解決しない」と訴えている。

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